2005年08月28日

屋上防水改修について

屋上防水改修について





適切な時期に防水改修を

屋上防水の一般的な寿命

雨漏りと肝炎

なにもしないとどうなるのか?

そもそも防水とは一体、何?

防水改修方法

防水層種類の選択

餅は餅屋 防水はひかり

ひかり流緊急補修のスタンス

各種防水工法比較及び部位適用表



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有限会社ひかり化成 

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適切な時期に防水改修を



屋上防水は、直射日光・風雨・雪・霜などの過酷な環境下にあり、その寿命は、一般
に建物躯体に比較し短く、建物の寿命以内に何度かの改修が必要です。防水の寿命は、メンテナンス状況や環境条件などにより変わりますが、一般的には以下のような寿命といわれています。適切な時期に改修を行う必要があります。




屋上防水の一般的な寿命



防水仕様 一般的な寿命



露出防水(コンクリートなどの保護層なし)10〜20年

保護防水(コンクリートなどの保護層あり)25〜35年


建設省の「マンションの修繕積立金算出マニュアル」に掲載されている計画修繕周期表によると、外部金物(鉄製)は4年、屋上露出アスファルト防水は12年、給水管取替は16年となっています。



雨漏りと肝炎



気づいた時にはすでに建物に大きなダメージを与えている、資産価値維持の最大の敵「漏水」。それは人に例えれば、沈黙の臓器「肝臓」の病気のようなものです。その効果的な治療のためには、初期の段階で異常を発見する専門医の定期的なケアが必要不可欠です。
マンション漏水事故の通常のケースでは、被害にあった時点で初めて、防水に不具合があることに気づくわけですが、実際にはその時点よりずっと前に防水層に異変を生じている事例がその大半を占めています。


従来は対処療法的な考えで、(漏水発生→漏水を止める)という対応がとられてきたのですが、その最大の問題点は、漏水の発生によってマンションの建物自身を構成するコンクリートがダメージを受けてしまうことです。水の浸食はコンクリートの寿命を短命化させる最大の要因であり、マンションの劣化と改修のサイクルを大きく狂わせ、その資産価値の維持にとっての天敵といえます。さらに、漏水事故の発生は、直接家財への被害や設備への被害を引き起こします。つまり、建物の資産価値・住環境を守るためには、(異常発見→漏水を未然に防ぐ)という対応が必要不可欠なのです。
漏水すれば、不愉快な思いをしたり財産の損失になるばかりでなく、躯体の寿命を縮めます。定期的に点検を行い、漏水が生じる前の適切な時期に診断を受けられることをお勧めします。



なにもしないとどうなるのか?



一般的に鉄筋コンクリートの強度は鉄筋とコンクリートの組み合わせで保たれています。漏水により鉄筋が錆びると体積が増えてコンクリートを押し出してしまい、コンクリートが落ちます。
従って「鉄筋を錆びから守る」ことが延命のポイントとなります。錆びの原因は水と空気ですので、鉄をカバーしているコンクリートのひびや水の浸入経路となる屋上防水を定期的にメンテしないと確実に寿命が短くなり資産価値は下がります。
鉄筋の弱点はさびやすいことと曲がりやすいこと。これを補っているのがコンクリートです。圧縮する力に強いコンクリートは、鉄筋の曲がりをガードします。逆に引っ張られる力に弱いコンクリートを鉄筋が補強します。しかも鉄筋の酸化(錆び)を、アルカリ性であるコンクリートが防ぐという関係もあります。ただし、この強力なコンビも、年月が経つとコンクリートがひび割れ、鉄筋がさびて弱まってきます。「老朽化」とは、本来安全に維持すべき耐用年数=(建物を構成する個々の材料固有の性質を、安全に維持できる期間)内に、適切な管理を施さなかったために、その材料の交換が簡単には行えなくなったり、あるいは他の材料に悪影響を与え、その回復には多大な費用を要する状況を指します。その結果、維持管理不能に陥り、ついにはその建物の寿命が尽きることになります。この状態になると、おそらく補強等の費用が建て替え費用を上回ることになるかも知れません



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そもそも防水とは一体、何?



 防水の目的

 RC(鉄筋コンクリート構造物)、RC(鉄骨鉄筋コンクリート構造)、S(鉄骨構造物)などの構造では、屋上面の漏水のおそれがあるために防水工が必要です。ほとんどの建物では、コンクリートを屋上に用いていますが、コンクリートは打設後に0.02%程度の初期硬化収縮による微小クラックが発生し、その後、建物の動きや温度変化等によって微小クラックが成長し、構造クラックが発生することが知られています。コンクリート面にクラックが発生するとコンクリートの劣化・老化を速めると同時に漏水を発生させます。このため、収縮量の少ないコンクリートによるコンクリート防水といった工法もありますが、一般的には防水工を施します。

 このように、防水工は、コンクリート構造物の建物と室内環境を守る目的で必要とされています。




防水層の要件




 防水工によって、設けられた防水を防水層といいます。防水層の期待寿命は、建物の期待寿命と同じはずです。建物の期待寿命が明確に設計書の要件として記述されていることはめったにないことですが、RC構造物では、50年程度であろうと考えられます。(保証と期待寿命とは全く異なるものですのでご注意ください)勿論、通常10年間の保障期間(住宅であれば保証の有無に関係なく10年間の瑕疵担保期間があります)の後にも、適切な補修が必要となりますが、はじめから耐久性に優れた防水工法を選定することが重要です。また、屋上を利用する場合には、内装材である壁紙やじゅうたんのように、使いやすさや美観が求められますが、逆に、使うことによって、磨り減りや汚れを生じることから、比較的頻繁にメンテが必要になると理解してください。(通常の保障期間が10年であることは変わりません)




防水改修方法





改修方法には、撤去方式とかぶせ方式があります。改修方法としては、既存の劣化状況などによる制限がありますが、かぶせ方式が優れています。



※『かぶせ工法』と『撤去工法』



  『撤去工法』

騒音・振動・産業廃棄物(撤去材)の発生やコスト高・工期など、多くの問題を抱えており、既存防水層の劣化状況が著しく、採用せざるを得ない場合のみの工法です。



  『かぶせ工法』

部分的に既存防水層の劣化下地処理を施したのち、新規防水層をかぶせるので、撤去工法のような問題点は発生しません。又、旧防水層に残存する防水能力と新規防水層の新たな防水能力により、防水性能がより一段と向上することとなります。

(長所)

・騒音、振動が少ない

・廃棄物の発生が少ない

・コストが比較的かからない

・施工期間が短い

・施工中の雨養生が簡易又は不用



(短所)

・荷重、旧防水の種類により新規防水が制限される

・既存の劣化が著しい場合、不可



※屋上防水材料は非常に多くの種類がありますが、屋上防水改修は、それらの防水材料の選択とともに、既存の諸状況をしっかり把握し、適切な下地処理を施す事と、細かな部位の収まりへの繊細な対応が重要となります



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防水層種類の選択



 コンクリート建築物の主な防水の種類には、1)アスファルト防水、2)シート防水、3)塗膜防水、などがあります。(建築学会仕様JASS8)




 @アスファルト防水

 アスファルト防水は、油紙のように水をはじくアスファルトをフェルトにしみ込ませたシート状のアスファルトルーフィングを溶融アスファルトで3〜5枚張り重ねた防水で、最も信頼性が高く、実績も1番多い工法です。防水工事用「アスファルト」と、「ルーフィング」(アスファルトを含浸させた紙や布をシート状に加工したもの)を現場で積層させて、しっかりとした厚い防水皮膜を作り上げます。接着剤ともなる「アスファルト」にも防水性能があること/何度も貼り重ねるので施工中のミスが起こりにくいこと/熱くなると柔らかくなり、冷たくなると硬くなる、という性質で、下地コンクリート躯体の動きやクラックに追従すること、などの特長があります。施工中の煙や臭いの問題が指摘されることもあります。RC造(コンクリート造)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)などの建物によく使われます。また、防水層の上に押えのコンクリートを打設する「保護工法」に適しているのはアスファルト防水だけです。熱工法、冷工法(常温工法)、冷熱工法、トーチ工法などのさまざまな施工方法があります。
溶融アスファルト工事の際に発生する臭気や煙は周辺住民の生活環境を脅かしかねないことから、溶融アスファルトを用いないでプロパンガスバーナーでアスファルトシート表面を直接溶融して貼り付けるトーチ工法が比較的新しい工法として誕生しています。こちらは、シート防水の仲間に分類されています。


Aシート防水

 シート防水は、厚さ1.2mm〜2.5mm程度のシート状に加工した合成ゴムやプラスチックを用いた防水シートで、建物の屋上を覆う防水です。シート防水は約30年の歴史を持つ防水ですが、建物も近代的な構造やデザインに変化してきたように、シート防水は材質や施工方法の両面で進化してきました。代表的なシート防水には、ゴムシートを用いた防水と塩化ビニル(PVC)シートを用いた防水があります。ゴムシートは加硫ゴムとも呼ばれているもので、ゴム弾性(引っ張ると伸び、放すと元に戻る性質)があるので、伸縮性に富んでいます。このため、動きのあるALCなどの鉄骨構造屋根の防水に適しています。また、EPDMゴムはゴムや樹脂の中で、最も耐候性に優れています。塩化ビニルシートによる防水は、シート相互の接合が溶着(溶剤でシート表面を溶かして接合する方法)や熱融着(熱風溶接機でシート表面を解かして接合する方法)が可能であり、施工性に優れたシート防水です。シートとシートは重ねて、熱や溶剤で溶かして一体化させますが、この重ね部分(ラップ部)のわずかな口空きも漏水に繋がるので、施工には細心の注意が必要です。S造(鉄骨造)でALCパネルを使って建てるビルや住宅などの屋上によく使われます。ほとんどのシート防水工法は、上に押えコンクリートを打設することは不可です。 

B塗膜防水

 塗膜防水は、液状の防水剤を塗ったり吹き付けたりすることによって防水皮膜を作る工法です。液状なので、狭い場所や設備基礎回りなどの施工がやりやすいという長所があります。しかし、液体は水平に広がってゆく性質があるので、下地の凸凹によって均一な厚みにならず、薄い部分が弱点となってしまいます。そこで、シート状の補助材料を使って厚みの確保と下地の動きに対応できるような工法上の工夫が必要となります。また、表面(最上層)のトップコートの定期的な塗り替えが必要です。施工性の良さから、改修工事によく採用されます。また、ボート等で知られているFRP(繊維補強プラスチック)を用いた防水も塗膜防水のひとつです。



 餅は餅屋 防水はひかり



小社ひかり化成は 学校、庁舎、集合住宅における小規模で緊急性の高い雨漏り補修からあらゆる建物や土木構造物の大規模な計画修繕における防水改修工事を得意としています。特に技術があり実績のある工法は、改質アスファルト防水、塩ビ又は加硫シート防水、シーリング打替、ウレタンゴム又はゴムアスファルト塗膜防水、FRPライニング、エポキシ樹脂やスラリーの注入、炭素繊維補強、防食ライニング、樹脂成形断面復旧、防滑床シート貼及びそれらの附帯工事です。雨漏りや外壁のモルタル等の剥落に関する緊急補修工法には独自の考え方と技術を有しています。また改修計画における現況の劣化調査や最適工法の設計のサポートも自社製品に固執するメーカが行うよりも職人的防水屋のほうが改修素材に偏りが無いということで官公庁の設計者に定評があります。大阪府下の主な実績はまず下請として@屋上防水改修では「大阪府庁本館」「農林会館」「泉北府民センター」他 A外壁改修では「大阪府商工会館」、「旭高等学校」、「西成高等学校」、「金岡HI団地」等がある。またよく定番として「府営住宅の空きや修繕の浴室FRP防水替」「地下鉄のゴムアス防水やエポキシ塗床」を継続的に請負っている。 また元請としての官公庁実績は堺市の「美木多中学校」、「晴美台中学校」、「若松台小学校」等があり民間では地元マンションの管理組合等多数あります。くわしくはホームページ をご覧下さい。



 ひかり流緊急補修のスタンス



雨漏り補修とモルタルの剥落補修は小社としての考え方、取組み方の基本は「取敢えず、現在建物使用の上で、支障の有る問題を直ぐに、仮に仮設で解消します。その上で軽率な結論を出して何度も補修を繰り返すようなロスをさける為に、じっくり腰を据えて多角的に劣化原因を現地各種試験等にて調査し、最適な補修工法を採択する手法を取っています。



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各種防水工法比較及び部位適用表





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Amamori 堺の雨漏り修理専門
posted by hikarikasei at 11:10 | 大阪 ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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自宅の屋上を利用して、家族の夢の空間を作る
Excerpt: ひかり化成はあなたの屋上ふれあい空間造りのお手伝いをさせて頂きたいと考えています。
Weblog: 雨漏り補修、防水、塗装、営繕のことなら大阪 堺の「ひかり化成」
Tracked: 2011-02-19 08:49

自分で出来る陸屋根の雨漏り修理メンテンス
Excerpt: 陸屋根の階下で雨漏りがする場合は、この防水層のどこかが破損していて漏るというのが一般的です。ですから1.防水層の破損個所の特定とその2.発生原因を掴むという2点が雨漏り修理の肝です。
Weblog: 雨漏り修理・防水工事は大阪堺の「ひかり化成」
Tracked: 2013-05-25 17:35
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